第7チャクラは次元を超越した意識、宇宙エネルギーと繋がるゲートを開きます。思考のフィルターを通さずに、素直に行動に移せるようなメッセージやビジョン、直感などが適切なタイミングで受け取れるようになります。また、このようなメッセージは自分だけでなく周囲の人達への大切なメッセージでもあることから、これを上手く周りに伝える才能が開花したり、伝える為の場所や機会が与えられることもあります。

 

初めて会った人や、訪れた場所、物事に対してどこか懐しいという感覚を覚えたり、既に知っているような気がするなどといった不思議な体験をしたことが誰しもあるかと思いますが、この感覚はまさに第7チャクラの次元を超越したエネルギーとの繋がりからくるもので、現世の“意識の中にある記憶”ではなく、色々な経験をしてきた“魂が持つ記憶”を思い出している、そこにアクセスしていると言えます。

稀に過去の記憶を持って生まれて来た子供が、親に自分がこの家族を選んで生まれて来た理由などを話し、その年齢で知り得ないことを口にしたりすることがありますが、私たちの魂は自分で選んだ環境で新しい体験をする為に、あえて過去の記憶を消して生まれてくると言われています。過去に自分がどのような経験をし、それゆえ今世で果たしたい使命などを思い出し、行動に移すこと(いわゆるカルマの解消)も、このチャクラの開花と深く繋がりがあります。この世に生まれてきた魂の目的を思い出し、本当の自分の魂に寄り沿って生きる悦びを感じられるようになるでしょう。

 

 ただ、カルマを解消することや過去生に拘りすぎると、過去に囚われて今が見えなくなってしまいます。カルマを超えた世界というのはカルマを全て解消した因果関係が存在しない世界ではありません。

また、“悟りの境地”に入ることで、全ての存在、出来事には意味があり、全てが完璧だと心から感じられたり、物事の良し悪し、結果に関わらず全てを必然だと受け入れることができるようになりますが、だからといってネガティブな感情がなくなるわけではありません。好きや嫌いといった感情を超越することは、感情を持たないことではないのです。心配や不安、恐れなどといったネガティブな感情でも否定してしまわずに存在を認めること。その上で、行動や発言を感情に左右されずに、自分の魂にとっての真実にフォーカスして生きることで、次第に過去、現在、未来が全て一つのものだという感覚に。時間、場所、空間、全てのものが繋がっているという、これまで何となく感じていた、もしくは知識として頭で理解していたことが、確信に変わっていきます。